2025年11月13日

エリザベス女王杯2025検討

【エリザベス女王杯 京都芝外2200】
日曜メインは、牝馬の頂上決戦エリザベス女王杯。やはり注目は、前年1番人気5着敗退のレガレイラ。今年の宝塚記念は11着に敗れたが、オールカマーでは鮮やかな差し切り勝ち。牡馬相手にG1 2勝の実績は、ここに入れば最上位。おそらく人気も1強のような抜けた形になるだろう。

その他には秋華賞で2着奮闘のエリカエクスプレス、同3着パラディレーヌ、札幌記念2着から参戦のココナッツブラウンらも有力。昨年の桜花賞馬ステレンボッシュ、マイル重賞の関屋記念を制したカナテープ、昨年の4着馬シンリョクカ、今年の福島牝馬S優勝馬アドマイヤマツリなどレガレイラ以外は混戦でレガレイラの相手探しのレースになると想定している方も多い。

・コース特徴、馬場傾向
内回りコースの直線入り口付近からスタート。1コーナーまでの距離は397mと長く、それまでにほぼ位置取りが決まり、外回りでバックストレッチも長いため、ゆったりとしたペースになることが多い。
上がりの速い競馬が多く、下り坂で一気にペースが速くなる。そのまま最後の直線でどこまでトップスピードを維持できるかの勝負。一瞬の切れよりも、スピードの持続力が問われる。
ある程度の位置を取らないと差し届かないことが多い。過去のクィーンスプマンテ、テイエムプリキュアの逃げ粘りなんかは間違いなくこの形。ブエナビスタでさえ差せない。道中のペース、レース展開を読むことが重要。
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・枠順、ローテーション
過去の傾向から8枠の成績が良い。それ以外の枠の差はあまり無く、満遍なく馬券圏内に入っている。あとは外寄りの枠から複勝圏に入った馬の多くが、メンバー上位の上がり3ハロンタイムをマークしていた。距離が長く、道中のロスを抑えつつ脚を温存して運んだ馬が有利になりがちなイメージ。

・血統傾向
京都開催に戻ってきての2年間は、一昨年がハーツクライの系統が2,3着。昨年はヴァイスリージェント系を3代以内に持つ馬が1,2着。大きく目立つ傾向はないものの、牝馬限定戦の中では距離が長いだけにスタミナ要素は必要。

・注目馬考察
🏇レガレイラ(父スワーヴリチャード母父ハービンジャー)
抜けた1番人気になると思われる。昨年はルメール騎手の強引な騎乗もあったが5着とそれなりに力を示した。普通に外に出せる状態なら馬券圏内はあったんじゃないかと。今年は戸崎騎手予定で京都の成績が良くないと言われてるが変に内枠じゃなければ直線はバラけやすいし好走と思う。

🏇フェアエールング(父ゴールドシップ母父スペシャルウィーク)
実績的には少し足りないが今充実期で前走オールカマーも4コーナー先頭からそれなり頑張っていた。直線平坦の京都なら展開次第では残るのではとも考えている。




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2025年11月05日

アルゼンチン共和国杯2025検討

【アルゼンチン共和国杯 東京芝2500】
今週はG1がないが伝統のハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯がある。ここから有馬記念に出走を目指している馬も参戦予定で楽しみみレースになりそう。登録馬を見たがレーベンスティールはおそらく出走しないつもりで、有力馬はローシャムパークや無双状態のルメール騎手が予定のスティンガーグラス、毎日王冠から距離延長のディマイザキッドが人気の中心だと思う。

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・コース特徴
ダービーなどの東京2400との違いは距離は100mしか変わらないがスタートが坂下から始まる点にある。スタートしてすぐに坂を駆け上がらないといけない東京2500はスタミナもしっかり要求されるコース。
最初のコーナーまでは約450mと距離はあり、坂スタートも含めてスローペースになりやすい。最後の直線は500m以上あるので末脚のスピードも重要になってくる。
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・馬場、枠順
馬場は先週の傾向からかなりの高速馬場で上がりの速い馬が上位に来ることが多い。しかし、天皇賞のシランケドのようにいくら上がり最速でも後方からでは届かない。展開、位置取りも含めて考えることが必要。
枠順は発走地点から最初のコーナーまでの距離が約450mあるので有利不利はなくてもよさそうなものだが、過去の傾向から真ん中より外側のほうが成績が良い。距離ロスなく回るメリットよりも、インで包まれるなどのデメリットのほうが大きいということ。スムーズに進出可能な位置を確保しやすい真ん中より外の枠から、いい脚を長く使える馬が有利。

・血統傾向
昨年はキングカメハメハの系統が馬券圏内を独占。近年はディープ系、キングカメハメハ系の王道血統が有力。またタフさが求められるのでロベルト系、ステイゴールドの血を持つ馬の好走も多い。今年は雨の影響がなければ高速馬場なんで王道血統寄りの可能性は高いのかもしれない。

・注目馬
ホーエリート(父ルーラーシップ母父ステイゴールド)
同コースの目黒記念で2着とコース適性は十分。血統も父ルーラーシップからはトニービンの血を持ち、母方はステイゴールドと長い直線をしっかり走り切るスタミナも感じられる。斤量も目黒記念から0.5キロのみの増加ならそこまで影響はないだろうし、騎手も戸崎騎手に戻る予定をしているのはプラス材料。
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2025年06月12日

宝塚記念2025各馬一言


1-1 ベラジオオペラ(牡5、横山和生・上村洋行)
→最内枠はかなりギャンブル。良〜稍重馬場くらいまでならプラス材料だけど馬場悪化で内が不利な馬場であれば評価は下がる。
1-2 ドゥレッツァ(牡5、横山武史・尾関知人)
→横山武史騎手は3歳時に乗っているとは言え、正直合っているとは思えない。
2-3 ローシャムパーク(牡6、池添謙一・田中博康)
→昨年京都開催の宝塚記念5着。キレる脚がないだけに阪神でも悪くはない。内が有利な馬場であれば買いの馬。本命にするほど信頼感はない。
2-4 プラダリア(牡6、高杉吏麒・池添学)
→近走負け過ぎな感じが否めない。馬場悪化で△評価まで。
3-5 チャックネイト(セ7、D.レーン・堀宣行)
→不良馬場のAJCCで勝っているしレーン騎手の手腕に期待。内有利なら穴馬として狙う。
3-6 ボルドグフーシュ(牡6、内田博幸・宮本博)
→ 元々期待されていた馬で長期離脱から3戦走ってはいるが前走の内容からまだ厳しいと思う。
4-7 ジャスティンパレス(牡6、M.ディー・杉山晴紀)
→いつもG1で好走はするけど掲示板止まり。何か後押しがないとさらに上は難しい。
4-8 シュヴァリエローズ(牡7、北村友一・清水久詞)
→G1では能力が足りないと判断。不良馬場で体力勝負ならまだ可能性はあるが。。。
5-9 ヨーホーレイク(牡7、岩田望来・友道康夫)
→前走大阪杯3着。真ん中の枠で競馬はしやすい。穴馬として期待。
5-10 リビアングラス(牡5、坂井瑠星・矢作芳人)
→脚質的には魅力も。能力には疑問。
6-11 ソールオリエンス(牡5、松山弘平・手塚貴久)
→馬場悪化で評価爆上げ。当日の馬場状態に注目。オッズ次第では重い印を打つかも。
6-12 メイショウタバル(牡4、武豊・石橋守)
→おそらく逃げるのはこの馬。残る可能性は乗り方次第。
7-13 アーバンシック(牡4、C.ルメール・武井亮)
→ルメール騎手で過剰人気になりそう。印は打つが状態、馬場で評価は大きく変えるつもり。
7-14 ジューンテイク(牡4、藤岡佑介・武英智)
→2200は得意もさすがに能力的にはどうでしょ。
8-15 ロードデルレイ(牡5、川田将雅・中内田充正)
→外枠のほうが有利なら本命も。良馬場なら上位評価間違いなしだったんだが。
8-16 ショウナンラプンタ(牡4、幸英明・高野友和)
→ 馬場が合うかはやってみないとわからない馬。体力勝負なら狙い目。
8-17 レガレイラ(牝4、戸崎圭太・木村哲也
→大外枠は最内枠のベラジオオペラ同様ギャンブル枠。外回しても届く状態なら。

posted by まめごはん at 22:56| Comment(0) | 2025検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする