では今週のG1マイルチャンピオンシップの検討です。
【マイルチャンピオンシップ 京都芝1600】

【血統傾向】
ディープインパクト産駒が6年連続で馬券に絡んでおり、全体的に見てもSS系の活躍は目立っています。やはり京都コースはディープインパクト産駒の庭ですので簡単に消すというのはできないと思います。その他血統傾向としては4年連続でダンチヒ系が馬券に絡んでいます。スピードに優れた系統ですのでそこにも注目です。
【上位人気馬考察】
・1番人気モズアスコット
父Frankel(サドラーズウェルズ系)母父ヘネシー(ストームバード系)
今年の安田記念馬です。血統的には非SSで傾向には合わないのはマイナス材料です。過去に非SSで勝ったのはモーリスくらいでそこまでの力の抜けた馬かと言われると疑問符がつくので本命にはできないです。前走のスワンステークスもロードクエストに差されているのは気になる点です。あとはこの秋無双状態のルメール騎手が騎乗予定なので上位には来そうな気がします。
・2番人気アエロリット
父クロフネ母父ネオユニヴァース
安田記念2着馬です。血統的には牝馬のクロフネ産駒は芝で活躍する馬も目立っており、G1で活躍しても不思議ではないです。秋緒戦の毎日王冠も逃げて1着になり、充実しています。特に道中前につけて直線もしっかり脚を使える点は魅力です。マイナス材料は関西の成績が良くないので輸送がどうかくらいです。
・3番人気ペルシアンナイト
父ハービンジャー母父サンデーサイレンス
昨年の勝ち馬です。昨年はMデムーロが無双状態でこの馬を勝ちに導きました。昨年の馬場がハービンジャーに合っていたとも言われていますし、今年も少し力のいる馬場なら評価を上げたいと思います。前走は斤量が重かったので負けは気にしなくていいと思います。
・4番人気アルアイン
父ディープインパクト母父essenceofdubai(ボールドルーラー系)
上位人気の中で最も評価の難しい馬です。血統的にはディープインパクト産駒で合ってますし、前走も天皇賞秋で4着に来ており調子は悪くないはずです。気になる点はマイルに適性があるかどうかです。2000m前後で活躍してきたので距離短縮が評価の別れどころです。
・5番人気ステルヴィオ
父ロードカナロア母父ファルヴラヴ
アイラインとは逆に距離短縮がプラスになる可能性が高い馬です。ロードカナロア産駒は距離の融通が効くとは言われてますがやはりベストはマイルから2000だと思います。末脚勝負タイプですのであとは展開が嵌まるかだけを考えたいと思います。
【注目馬】

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父ハーツクライ母父マキャベリアン
上位人気に確たる軸馬がいないのでここは6番人気以下から狙っていきます。と言っても当日はもしかしたら4、5番人気のような気がしますが・・・。前走はルメール騎乗で富士ステークスを勝ち、使い詰めの印象もあるが状態が良いので結果にも繋がっているのでしょう。ハーツクライ産駒は4歳以降に成長する馬が多く、今の時期が能力も高い位置にあると思います。