2025年11月05日

アルゼンチン共和国杯2025検討

【アルゼンチン共和国杯 東京芝2500】
今週はG1がないが伝統のハンデ重賞のアルゼンチン共和国杯がある。ここから有馬記念に出走を目指している馬も参戦予定で楽しみみレースになりそう。登録馬を見たがレーベンスティールはおそらく出走しないつもりで、有力馬はローシャムパークや無双状態のルメール騎手が予定のスティンガーグラス、毎日王冠から距離延長のディマイザキッドが人気の中心だと思う。

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・コース特徴
ダービーなどの東京2400との違いは距離は100mしか変わらないがスタートが坂下から始まる点にある。スタートしてすぐに坂を駆け上がらないといけない東京2500はスタミナもしっかり要求されるコース。
最初のコーナーまでは約450mと距離はあり、坂スタートも含めてスローペースになりやすい。最後の直線は500m以上あるので末脚のスピードも重要になってくる。
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・馬場、枠順
馬場は先週の傾向からかなりの高速馬場で上がりの速い馬が上位に来ることが多い。しかし、天皇賞のシランケドのようにいくら上がり最速でも後方からでは届かない。展開、位置取りも含めて考えることが必要。
枠順は発走地点から最初のコーナーまでの距離が約450mあるので有利不利はなくてもよさそうなものだが、過去の傾向から真ん中より外側のほうが成績が良い。距離ロスなく回るメリットよりも、インで包まれるなどのデメリットのほうが大きいということ。スムーズに進出可能な位置を確保しやすい真ん中より外の枠から、いい脚を長く使える馬が有利。

・血統傾向
昨年はキングカメハメハの系統が馬券圏内を独占。近年はディープ系、キングカメハメハ系の王道血統が有力。またタフさが求められるのでロベルト系、ステイゴールドの血を持つ馬の好走も多い。今年は雨の影響がなければ高速馬場なんで王道血統寄りの可能性は高いのかもしれない。

・注目馬
ホーエリート(父ルーラーシップ母父ステイゴールド)
同コースの目黒記念で2着とコース適性は十分。血統も父ルーラーシップからはトニービンの血を持ち、母方はステイゴールドと長い直線をしっかり走り切るスタミナも感じられる。斤量も目黒記念から0.5キロのみの増加ならそこまで影響はないだろうし、騎手も戸崎騎手に戻る予定をしているのはプラス材料。
posted by まめごはん at 18:54| Comment(0) | 2025検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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