東京競馬の開幕週で行われるダートG3の根岸S。ダートG1のフェブラリーSへ繋がる重要なレース。特に今年はレモンポップが引退したのでどの馬が短距離ダート界で頭角を現してくるか注目である。

登録場の中で人気になりそうなのはフリームファクシ。前走のすばるSを完勝。その前のベテルギウスSでは7着に敗れたものの、3走前のコールドムーンSの内容から、ワンターン左回りダートの適性は高い。少し使い過ぎだとは思うが強い馬であるのは間違いない。
その他にはデビューから【6.1.3.0】と安定しているサンライズフレイム、昨秋のJBCスプリント覇者タガノビューティー、府中で4戦全勝と相性の良いコスタノヴァ、昨年の根岸ステークス2着馬アームズレイン、カペラSで僅差2着のクロジシジョー、重賞3勝しているドンフランキーあたりまでが上位人気を形成するだろう。
・血統傾向
ダート短距離とあってストームバード系やヴァイスリージェント系などの米国型のノーザンダンサー系の好走が目立つ。父や母父だけではなく父母父や母母父まで遡ってもこの血統を持つ馬の好走は多い。その他フォーティーナイナー系やキンカメ系のミスプロ系も悪くはない。
・枠順、脚質
枠順は中〜外枠の馬の好走がここ数年目立つが過去10年で見ればそこまで内、外の差はない。極端に内は下げられるリスクがあるので並び順など気にしながら迷ったら外くらいの感覚でいいと思う。
脚質はダートでは珍しく差しも良く決まる。過去ブロードアピールが大外一気を決めた動画が良く出回っているがそれがこの根岸ステークスである。上がりの速い馬にも注目が必要。
・人気馬考察
🐴フリームファクシ
中京1400での2走を見る限りかなりパフォーマンスは良く、今回東京1400は合っている。フェブラリーSを狙うなら賞金も加算しなければならないので勝負度は高い。
問題は馬群の中に入れられてどうかと、さすがにマークもきつくなる点、あとは使い過ぎて消耗してないかあたりがマイナス面。個人的にはここを圧勝してフェブラリーSに出てほしいところ。馬券的には人気を吸って飛んでくれるといいんだが。
🐴サンライズフレイム
昨年3着でそこからオープン、リステッド競走を3回走り、1.2.3着と安定した結果は出している。デビューから馬券圏内を外したことのない馬でまだ底を見せていないが前走や昨年のエンペラーワケア比較でいくともう一段階力をつけないと厳しいとは思う。
🐴コスタノヴァ
欅ステークスではエンペラーワケアに勝っており、東京での走りはかなりレベルの高いものだと思う。半年ぶりということで仕上がりには注目も賞金的には加算しないとフェブラリーSは出れないかもしれないので勝ちには来るはず。
🐴タガノビューティ
もう8歳ではあるが高いレベルで力は維持してる。昨秋にはJBCスプリントを勝っているし、差し馬だけに成績は展開などに左右される部分はあるが常に上がり上位の脚は出している。そういった意味ではオッズ次第で本命にするかも。
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