昨年までは阪神での開催、今年は阪神競馬場が工事のため京都開催。基本的に阪神は直線に坂があってパワーが要求されるが京都は平坦な直線の為スピード寄りのコースになっている。
開催も9週目でB→Cコース替わり2週目。かなり使い込まれてボコボコになってきているが外差しばかりが決まるような馬場では先週はなかったので今週もその傾向だと思う。
・予想
展開はバビット、外のアウスヴァールが引っ張る形。他にも前に行く可能性のある馬もいるし、ある程度速い流れになる。ただ前が潰れるほどではないだろうし、京都内回りでどれだけ上手くコーナーを周って前を捕らえられるかのレース。
人気はケガで離脱していたポルトグフーシュ、エリザベス女王杯2着のラヴェルあたりが上位人気。ポルトグフーシュに関しては調教も動いているしいきなり好走は十分あるが信頼度は無い。ラヴェルも前走は嵌った部分もあり安定感があるタイプでは無いので軽視。上位人気に確たる軸馬はいてない。
◎ディープモンスター(父ディープインパクト母父Bellamy Rord)
前走のアンドロメダステークスは同じコースで4着。相手もロードデルレイやトップナイフなど重賞でも走っている馬相手なので悪くない。今回は最内枠がどうなるかわからないが馬場は悪くても長期開催で硬めになっているので影響は少ないと思う。直線で前の馬が外に張り出すと外差し勢には厳しいだろうから内のこの馬には馬群を捌くチャンスが出てくる。
◯アルビージャ(父モーリス母父キングカメハメハ)
長期休養明けから2戦が悪くない内容でここでルメール騎手に乗り替わりはもちろんプラス。血統からも荒れた馬場は問題無いしこちらも内から良いコースを通れば勝ち負けだと思っている。
印はここまで。というよりほぼ消せるような馬はいないので◎の単複、◎◯の馬連ワイドで勝負度は低めに設定。

【ステイヤーズステイヤーズ 中山芝3600】
恒例の長距離マラソンレース。特殊条件だけにリピーターレースで好走する馬、しない馬がハッキリ分かれる。中山は開幕週で前の開催がかなり良い馬場でタイムも出ていたので今回も高速馬場と予想している。展開はどの馬が逃げるかあまり読めず昨年同様アイアンバローズが行く可能性もあるがウェルカムニュースが主張するかも。ペースはスローで前が止まらないレースで4コーナーで先頭集団の馬がそのままゴールまで争う形に。イメージは出来ているが騎手の乗り方次第といったところ。
◎ミクソロジー(父オルフェーブル)
前走の大敗は度外視。このレースで好走血統のステイゴールドの系統でスタミナも豊富。西村騎手に戻るので期待できる。おそらく中団待機で他の馬の動き出しに合わせるので不発はありえるが早めに動く流れならチャンス。
◯ゴールデンスナップ(父ゴールドシップ)
こちらもステイゴールドの系統。大外はあまり良くないが前半は縦長の展開だろうし距離ロスもそこまで無いと思う。長距離適性は高いので人気でも逆らえない。
▲メイショウブレゲ(父ゴールドシップ)
同じくゴールドシップ産駒。中、長距離重賞でも大きくは負けていない。レベル落ちの今回はチャンスあり。
☆シルブロン(父トーセンジョーダン)
大穴ならこの馬。昨年は位置取りが悪過ぎた印象で最後はしっかり伸びてきていた。早めに動くか、前で潰し合う流れならこの馬のバテ差しに期待。
馬券は◎◯▲☆の馬連ワイドボックスで。